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2010年12月16日 (木)

撮影用”アーム”①

カメラを買い変えたので、撮影環境も再構築しようということで、アームのカメラ取り付け部も新造。
今回は、そのポイントを紹介。

Imgp4561

そもそもの理由としては、三脚だと、回転軸がレンズの軸とかなりのずれがあるために、首を振るだけで被写体との距離が変わってしまい、フォーカスロックもままならない。位置=距離、高さ、角度それぞれの操作が独立していて変更操作でイメージが分断される。可動範囲が思った以上に限定される。ある程度のスペースが必要。と欠点が意外に多いこと。
逆に言うと、”アーム”は上記の全てを解決しているのだが、自作が必要、カメラの重量が限定される。剛性が低いと欠点もある。しかし、それなり以上の間使ってきたが段違いに”アーム”だ。動かしたいときに、動かしたいところに動かせるのはかなりの強みだ。あと、省スペースで机に常設しても問題ないし、先端部を換装して電気スタンドとしても使える。

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ポイント1:
本体はヤザワコーポレーションのアームライトSVEFA60W形1灯 を使う。バネで重力とバランスを取っているので可動部の締め付け力が小さく簡単に動かせて姿勢も保持できる。
本来用途と価格(=3000円程度)を考えれば十分な出来と言えるのだろうが、カメラ用のアームとしてはマウント部分の改修が必要。クランプ用のネジはプラで使い物にならないので、下半分は切断してCクランプを使うか、直接机にネジ止めしてしまおう。
旋回軸はガバガバなのでアルミ板(t=0.3)を巻くか、エポキシパテで成型(軸にパテ、ビニール=離型用を巻き付け穴にねじ込み硬化させる。)。旋回軸上面は抜きテーパーがかなり付けてあるが軸との垂直が必要なので削る。

Imgp4567

ポイント2:
カメラの固定部の条件は、レンズ軸と直交する回転軸を作ることと回転軸上に重心があること。重心はカウンターウェイト(=オモリ)で調整。これにより角度変更によるフォーカスのズレは生じず、容易(=抵抗なく)に動かせて姿勢も保持できるようになる(フォーカスロックも可能)。
作例では上下面(カメラの)を基準に構造を構築しているが、正面基準で背面から出し入れする箱状の構造もいいかも。
この手のプラ板の構造物はevergreenの角棒を使うと簡単かつ高精度に出来るのでお勧め。作例では、1.5x4の角棒を多用している。
回転軸は下の写真のように作って貼り付ければいい。(ネジは固定)
Imgp4555

重心調整の図
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オモリにはエナメル塗料の空き容器が最適。

ストッパーの図
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ポイント3:
木で作ってある部品は10x10の角材。所々ダブルナットになっているので注意。さらに回転部分には平ワッシャーを挟む。
Imgp4560

ポイント4:
バネの張力は写真の金具(φ2のアルミ)を使えば小さく出来る。作例ではライトを付けたら、不要になった。
Img_0711

思ったより簡単だし、必要な工作技術も大したことないので興味のある方はどうぞ。
次回は照明編。

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